次世代ワンコートフッ素「タフコート」
「タフコート」は、従来のフッ素樹脂コーティングの常識を覆す、高性能・高効率な表面処理ソリューションです。プライマー不要のワンコート塗装でありながら、強固な密着性と優れた機能性を両立しました。
タフコートが選ばれる3つの理由
1. プライマーレス(ワンコート)
下塗り工程を必要としないため、大幅な工期短縮が可能です。複雑な形状の部品でも均一に仕上げやすく、製造コストの最適化に貢献します。
2. 驚異の対応温度(180℃~380℃)
低温乾燥タイプ(180℃)から高温焼成タイプ(380℃)まで豊富にラインナップ。熱に弱いアルミ合金や樹脂部品から、過酷な環境で使用される鋼材まで幅広く対応します。
3. 多彩な機能のワンパッケージ化
非粘着性、低摩擦性、滑り性、耐摩耗性をワンコートで実現。従来の「薄膜=低性能」というイメージを覆す、耐久性の高い塗膜を形成します。
焼成温度バリエーション
基材の材質や求められる性能に応じて、最適なグレードを選択いただけます。
| グレード例 | 焼成温度 | 主な対象基材 | 特長 |
|---|---|---|---|
| 低温タイプ | 180℃ 〜 | アルミ合金・薄板鋼材 | 基材の歪みや強度低下を防止 |
| 標準タイプ | 250℃ 〜 300℃ | ステンレス・鉄鋼部品 | 汎用性が高くバランスに優れた性能 |
| 高温・高機能タイプ | 〜 380℃ | 大型設備・耐熱部品 | 最高レベルの非粘着性と耐熱性 |
タフコートの施工フロー(ワンコートプロセス)
多層コーティングと比較して工程がシンプルなため、品質のバラつきを抑え、短納期対応を可能にします。
STEP 01
脱脂処理(空焼き・溶剤洗浄)
※密着性を確保するため、油分を完全に除去します。
STEP 02
表面粗化(サンドブラスト)
※アンカー効果によりワンコートでの強固な密着を支えます。
STEP 03
タフコート 塗布(スプレー塗装)
※プライマー・中塗りをスキップし、一気にトップ層を形成します。
STEP 04
焼成(180℃ 〜 380℃)
※選択したグレードに合わせ、最適な温度条件で硬化させます。
STEP 05
品質検査・出荷
※膜厚、密着性、表面の滑り性を確認します。
主な用途例
- 熱に弱い精密部品: 焼成温度を抑えたい電子部品用治具など
- 大型・大量生産品: 工程短縮によるコストメリットが求められる自動車・家電部品
- 複雑形状品: 多層塗りが困難な細部へのコーティング
- 離型用途: ゴム成型用金型、樹脂成型機部品