耐磨耗コーティングとは

先ず、「磨耗(摩耗)」とは、物質同士が触れる、擦れ合う際に生じる当該表面への摩擦、接触から起こりえる表面素材の減退、いわば擦り減り(ダメージ)を指します。

例えば…、靴のかかとは靴を使用するたびに薄くなっていきますよね?これは「地面」と「靴の底(かかと)」がぶつかり合い、また擦れ合いかかとが物理的に「摩耗(減退)」しているわけです。

さらに極端ですが身近な例ですと…、素手で単純作業を長時間、長期間繰り返した場合「指紋」が薄くなってしまいますよね?それは作業工程で指先を酷使したため摩耗、摩擦が起こり指紋が摩耗、減退してしまっている、というわけです。

この現象は自然界には当然起こる事象ですが、当然この摩耗を抑止したい現場もあり、それが生産加工現場に代表される工場設備です。パーツフィーダー、研磨バレルに代表される工場基材(設備・パーツ類)、ベアリング、駆動パーツ等様々な工場内設備にて摩耗現象が置き、設備への擦り減りが起こり、設備投資がかさみ、結果、最悪経営も圧迫しかねない状況になることも問題視されています。

それら現場の基材を保護させる機能を持たせた被膜が「耐磨耗コーティング」と呼ばれます。その被膜性能は多岐に渡り(下記スペック参照)、基材の延命を可能にさせ、結果ユーザー様、使用者様のコストダウンに繋がってきます。弊社の耐磨耗コーティングを実施いただいている、現行ユーザー様の圧倒的リピート率からもその(費用対)効果が伺えます。

耐摩耗性に優れたウレタンコーティングとは?

スリラー摩耗、粉体摩耗に優れ、シームレス加工により攪拌羽、ミキサー、パーツフィーダー等多くの設備でご採用いただいております。
施工後、使用条件にもよりますが、乾燥時は高温で80℃(断続的であれば100℃まで)、低温時は-62℃まで性能を保持できる2液性のポリウレタンです。

硬度
(Shore A)
85±5
引張強度
186kgf/cm²
100%モジュラス
120kgf/cm²
伸び率
300%
摩耗量
90mg

※摩耗量測定規格:新JIS K 6264に準拠
回転数:1000回、荷重:500G/片輪

ウレタンコーティング詳細はこちら

耐摩耗性ウレタンコーティングをしたバレル
耐摩耗性ウレタンコーティングをしたパーツフィーダー

その他、耐摩耗性コーティング

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