焼付溶剤塗装とは

焼付溶剤塗装はもっとも一般的なコーティング方法です。金属製品(主に鉄・アルミ・ステンレス・真鍮・亜鉛ダイキャスト・アルミダイキャストなど)にスプレーガンを使ってシンナーなどの有機溶剤に塗料を溶かして被塗物に塗布します。塗装皮膜(熱硬化性樹脂)を110℃~200℃の温度で数10分加熱して焼き付けることによって皮膜を硬化させ錆等の腐食から守り外観を美しく保つための塗装方法です。

溶剤塗装は種類が豊富ですので、非常に広範囲の被塗物に対応できます。

焼付溶剤塗装ができる素材

100℃以上の高い温度で行う必要がある塗装なので、金属の様に高い熱にも耐えられるものでないと焼付溶剤塗装を行うことができません。使うことができる素材を知っておくことが必要なので、ご確認ください。

・鉄
・アルミ
・ステンレス
・真鍮

銅へのコーティングは条件がございますのでお気軽にご相談ください

プラスティックやカーボンなどの樹脂係の素材や木材は、熱に耐えられない為、焼付溶剤塗装を行うことができません。焼付することが不可能なものは、ウレタンコーティングといった違う形で加工できます。

様々なカラーへの対応が可能

溶剤塗装は粉体静電塗装と同様に色替えが容易ですので色指定をしていただければ、お客様のニーズに適した色を選定いたします。塗料メーカー様との取引実績も多数ございますので、特定の塗料メーカー様や番号等の細かな色指定にも対応可能です。特に細かな色指定がない場合は、こちらで最適なものをご提案いたします。

多品種・小ロットへの対応が可能

みのる産業では自社工場にて施工していますので、1つからでも素早く対応することが可能です。またスプレーによるコーティングは非常に高い技術や環境が必要になりますが30年以上の培われてきたノウハウにより複雑な形状でも必ず対応致します。

焼付溶剤塗装に使われる樹脂を紹介しています。

溶剤を使用しない焼付塗装もございます。

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